アンチエイジングに効く筋トレ部位3選|見た目が若返るトレーニングと正しい鍛え方

若さは「筋肉の位置」で決まる

年齢を重ねると、多くの人が「顔のたるみ」「下腹のぽっこり」「姿勢の崩れ」を感じ始めます。
その原因は、皮膚でも脂肪でもなく、**筋肉の“位置”**にあります。

若い頃は、筋肉がしっかり皮膚を下から支えており、
顔や体の輪郭が引き締まって見えます。
しかし、筋肉が衰えると重力に負け、筋肉そのものが下がっていきます。
それが結果的に、「老けて見える」という印象を生むのです。

人間の体は、年齢とともに筋肉量が毎年1%ずつ減少すると言われています。
特に30代後半からは、何もしていないと10年で10%以上の筋肉が失われることも。
この“筋肉の喪失”が、見た目年齢の差を大きく分けるポイントになります。

では、どうすれば筋肉の位置を「若い頃の高さ」に戻せるのでしょうか?
その答えが、アンチエイジング筋トレです。
重力に逆らい、筋肉を上に引き上げる動きを意識することで、
姿勢やフェイスラインまで自然と若返ります。

アンチエイジングとは、時間を止めることではなく、
**「筋肉の重心を高く保つこと」**なのです。


顔の印象を変えるなら「背中」と「お尻」を鍛える

「老けて見える人」と「若く見える人」の違いは、顔のシワや髪の量ではなく、
**“姿勢”**にあります。

猫背や巻き肩になると、顔が前に出て、首のシワや二重あごが目立ちやすくなります。
また、肩が内側に入ることで胸が縮こまり、呼吸が浅くなり、表情筋の動きまで鈍くなる。
これでは、どんなに高級な化粧品を使っても「疲れ顔」の印象は拭えません。

若々しい印象を取り戻すカギは、背中(広背筋・僧帽筋)とお尻(大殿筋)です。
この2つの筋肉は、体を“後ろから持ち上げる”役割を担っています。
つまり、ここを鍛えると、自然と姿勢が伸びて顔が上向きに。
フェイスラインや目元まで、重力に負けない“上向きの印象”が生まれます。

おすすめのトレーニング

  • チューブローイング:背中を引き締め、姿勢を矯正。
  • ヒップリフト:ヒップアップと骨盤の安定。
  • バックエクステンション:背筋全体を鍛え、若々しい背中ラインをつくる。

ポイントは、「腰を反らせすぎず、背中で支える意識」。
体を引き上げる“縦の軸”を意識すると、姿勢が美しく整います。

背中とお尻を鍛えることで、見た目の印象は5歳以上若返ります。
特に40代以降の女性にとっては、「たるみケア=ヒップと背中の筋トレ」と言っても過言ではありません。


フェイスラインを引き締める「首まわり」トレーニング

アンチエイジングの中でも“盲点”になりやすいのが、首の筋肉。
首の筋肉(胸鎖乳突筋・僧帽筋上部)は、顔の皮膚や表情筋とつながっており、
ここが衰えると、フェイスラインが一気に下がってしまいます。

「首がたるむと老けて見える」──これは誰もが感じるところですが、
多くの人は首を“伸ばすケア”しかしていません。
実は、首まわりの筋トレで“支える力”を取り戻すことこそ、本当の若返りにつながるのです。

おすすめの首トレーニング

  1. シュラッグ(肩すくめ運動)
     肩を上に引き上げ、ゆっくり下ろす。
     首から肩にかけての血流を促進し、むくみも解消。
  2. 軽い抵抗をかけた首の前後運動
     手のひらで頭を押さえ、ゆっくり押し返す。
     首の深層筋が鍛えられ、フェイスラインがすっきり。

筋肉が首を正しい位置に戻すことで、顔全体の印象が引き締まり、
「顎下のたるみ」「首のシワ」が自然と目立たなくなります。

さらに、首トレは肩こりや頭痛の改善にもつながるため、
美容と健康を同時に叶えるアンチエイジング習慣とも言えます。