「ジョギング」と「ランニング」。
どちらも“走る”ことには変わりませんが、実は運動の強度や目的に明確な違いがあります。この記事では、初心者でもすぐ分かるように、両者の違いを整理しながら、英語ではどう使い分けられているのかまで丁寧に解説します。
ジョギングとランニングの基本的な違い
まず大前提として、
ジョギング(Jogging)=ゆっくり走る
ランニング(Running)=速く走る・本格的に走る
と区別されることが一般的です。
ジョギングの特徴
- 会話ができる程度のペース
- 1kmあたり約7〜9分ほどが目安
- 運動強度が低く、初心者・健康目的向け
- 心拍数の上がり方が緩やかで継続しやすい
ジョギングは、健康維持やダイエットの“入り口”として最適です。
ランニングの特徴
- 会話が難しいくらいの速さ
- 1kmあたり約4〜6分が目安(個人差あり)
- 心肺機能を高めるトレーニング向け
- 競技的な意味合いが強く、負荷も大きい
ランニングは、体力向上や大会参加を意識する人が行うことが多いです。
運動強度の違い ― 科学的な視点から
運動の強さを示す指標として「METs(メッツ)」があります。
一般的には
- ジョギング → 約7 METs前後
- ランニング → 8〜11 METs以上
つまり、ランニングはジョギングよりかなり高い負荷がかかることが分かります。同じ“走る”でも、消費カロリーや心肺への刺激量が大きく異なるのです。
健康目的ならどちらが向いている?
健康維持・ダイエット → ジョギング
体力向上・スピード向上 → ランニング
というのが基本の選び方です。
ジョギングはケガのリスクが低く、長く続けやすいのが最大の利点。
ランニングは短時間で効率よく効果を出せますが、膝や足首への負担が増えるため、無理をしないことが重要です。
英語ではどちらが正解?
実は英語圏では、微妙なニュアンスの違いはあるものの、次のように使われています。
Jogging(ジョギング)
“ゆっくりしたペースで走る”という意味がはっきりあります。
健康のため・軽く運動するための走り方を指します。
例:
- I go jogging every morning.
- He jogs for his health.
Running(ランニング)
スピードや強度に関係なく“走る”全般を指します。
ジョギングも広い意味では「Running」の一部に含まれます。
例:
- I like running.(ジョギングもランニングも含む)
- She is running fast.(速く走っている)
結論:英語としては “running” がより一般的で広い概念。
ジョギングはその中の“ゆっくり走る”カテゴリ。
日常会話では「走る=running」、
「ゆっくり健康のために走る=jogging」というイメージです。
まとめ ― 自分に合った「走り方」を選ぶということ
ジョギングとランニングは、どちらが優れているというものではありません。大切なのは、あなたの体力、目的、そしてライフスタイルに合う“走り方”を選ぶことです。
ジョギングは、呼吸が乱れない程度のゆっくりとしたペースで走る運動であり、健康維持やダイエットの入り口として最適です。体への負担が小さく、長く続けやすいため、「運動を始めたいけれど無理はしたくない」という方に向いています。
一方のランニングは、より高いスピードと強度を伴い、心肺機能の向上や体力強化を目指す方にぴったりです。「もっと速く、もっと遠くへ」と挑戦したい気持ちを満たしてくれる運動であり、達成感も大きくなります。
英語における違いも、理解しておくと便利です。
“Running” は走る行為全般を表す広い言葉であり、“Jogging” はその中の「ゆっくり走る」という一部分です。つまり、英語としては running が大枠で、 jogging はその一種。どちらが正解というより、目的に応じて使い分けるのが自然です。
そして何よりも重要なのは、続けられるやり方を選ぶことです。走るペースは誰のものでもなく、自分のもの。誰かと比べる必要もありません。「今日は少しだけ走ろう」という気持ちの積み重ねが、あなたの未来の健康をつくります。
無理をしない速度でジョギングする日があってもいいですし、気分が乗れば少し速めのランニングに挑戦してもかまいません。心と体の調子に合わせて、自分のペースで調整していく。それこそが、運動を“習慣”に変える最も確かな方法です。

