― 電子レンジ・再沸騰・保温ボトル…間違いやすいNG習慣 ―
「白湯を毎朝飲むようになってから、体が軽くなった」
「代謝が上がって、冷えも減った気がする」
そんな声をよく聞きます。
けれど、せっかくの白湯も**“作り方や飲み方”を間違えると、逆効果になることがある**のです。
今回は、意外と知られていない「白湯を飲むときのNGポイント」を整理してお伝えします。
電子レンジで温める ― 手軽だけど“白湯”にはならない
朝の忙しい時間、コップの水をレンジでチンして「白湯できた!」という方も多いでしょう。
ですが、実はそれは**白湯ではなく、ただの“温かい水”**です。
白湯とは、「一度沸騰させて不純物を飛ばした水」。
レンジでは内部が均一に加熱されず、
塩素やトリハロメタンなどの揮発性物質が飛びきらないまま残ってしまうのです。
つまり、白湯の本来の「デトックス効果」「体内浄化力」が弱まってしまう。
手軽さを優先してレンジを使うのは、もったいない習慣です。
どうしてもレンジを使いたい場合は、
一度やかんで沸騰させた水を冷まし、それを再加熱する方法がおすすめです。
再沸騰させる ― 酸素が減り、“のぼせ水”になる
「朝沸かした白湯を夜もう一度温め直して飲む」
これも多くの人がやってしまいがちなNG行為です。
白湯は、一度沸かしてから冷ました“その瞬間の状態”がベスト。
再沸騰させると、水中の酸素量が極端に減り、
“のぼせ水”と呼ばれる、飲んでも重たく感じるお湯になります。
酸素が少ない水は、体への吸収が鈍く、
むしろ胃腸に負担をかけてしまうこともあります。
白湯は“その都度作る”が鉄則。
少し手間に感じても、毎朝新鮮な白湯を飲む方が、
代謝・デトックスの効果を実感しやすくなります。
保温ボトルに入れて長時間放置 ― 雑菌繁殖のリスクも
「外出先でも白湯を飲みたい」
そう思って保温ボトルに入れるのはOKです。
ただし、長時間入れっぱなしにして飲むのはNG。
温かい状態が続くと、ボトルの中は雑菌が繁殖しやすく、
数時間後には“劣化した白湯”になってしまいます。
理想は、
・2〜3時間以内に飲み切る
・残った白湯は再利用せず、必ず捨てる
この2点を守ること。
「持ち歩くなら、その都度作って持ち出す」くらいの感覚がベストです。
熱すぎる白湯 ― 胃腸への刺激と“乾燥老化”の原因に
白湯=熱いほど良い、と思っていませんか?
実はこれも誤解のひとつ。
60℃以上の熱すぎる白湯は、
胃の粘膜を刺激し、かえって体を“内側から乾燥”させることがあります。
アンチエイジングの観点で見ると、
熱すぎる飲み物は肌の乾燥やのぼせにもつながり、
長期的には老化を早める可能性もあるのです。
白湯の適温は、40〜50℃前後。
口に含んで「少しぬるい」と感じるくらいが、体への吸収には一番いい温度です。
がぶ飲み ― “冷え”の原因にも
白湯は、ゆっくり、少しずつ飲むのが基本です。
一気に飲むと、体の外側だけが急に温まり、
かえって深部が冷えてしまうことがあります。
理想は、
朝起きてから10〜15分ほどかけて、
一口ずつ“味わうように飲む”こと。
白湯は飲み物というより、
「体を目覚めさせる儀式」のように捉えると続けやすくなります。
白湯は「作り方」と「飲み方」で効果が変わる
白湯はただの“温かい水”ではありません。
丁寧に作ることで、体を内側から整える“自然の薬”になります。
NG習慣をまとめると…
・電子レンジでチン → 不純物が残る
・再沸騰 → 酸素が減って重たい水に
・長時間保温 → 雑菌が繁殖しやすい
・熱すぎる温度 → 胃腸と肌に負担
・一気飲み → 深部の冷えを招く
正しい作り方・飲み方を守ることで、
白湯は体の巡りを整え、腸を癒し、代謝を高めてくれます。
「1日1杯の白湯が、あなたの10年後の肌を変える」
そう思って、今日もゆっくり一口からはじめてみてください。

