朝起きたら、枕が濡れていた。
「疲れているのかな」「何かおかしい?」
そんな不安を感じたことはありませんか。
睡眠中によだれが出るのは、
多くの場合、自然な身体の反応です。
そこには、口・喉・脳の働きが関係しています。
よだれ(唾液)は生きるために必要なもの
唾液は、
- 口の中を守る
- 細菌の増殖を防ぐ
- 消化を助ける
とても大切な役割を持っています。
実は、
人は起きている間も、
寝ている間も、
唾液を作り続けています。
起きているときは「飲み込む反射」が働く
普段、よだれが垂れないのは、
無意識に飲み込んでいるからです。
これは、
脳と喉が連携した反射運動。
起きているときは、
この反射が常に働いています。
睡眠中は飲み込む力が弱くなる
眠ると、
全身の筋肉がゆるみます。
それは、
舌や喉の筋肉も同じです。
すると、
唾液をうまく飲み込めず、
口の外に流れやすくなります。
これが、
睡眠中によだれが出る
大きな理由です。
横向き寝は、よだれが出やすい
寝る姿勢も、
よだれに大きく影響します。
特に、
横向き寝は、
重力の影響で唾液が外に流れやすい。
逆に、
仰向け寝では、
喉のほうへ流れやすくなります。
つまり、
よだれが出るかどうかは、
寝相の問題でもあるのです。
口呼吸の人は、よだれが増えやすい
口呼吸になると、
口が開いた状態が続きます。
- 鼻づまり
- いびき
- 口の周りの筋肉のゆるみ
これらがあると、
唾液が外に出やすくなります。
よだれが出る=深く眠れていることも
意外ですが、
よだれが出るときは、
筋肉がしっかり緩んでいる状態。
つまり、
リラックスして眠れている証拠
であることもあります。
必ずしも、
悪いサインではありません。
注意が必要なケース
ほとんどは心配いりませんが、
次のような場合は注意が必要です。
- 急に頻繁によだれが出るようになった
- 片側だけに出る
- しびれや話しづらさを伴う
こうした場合は、
早めに医療機関での相談をおすすめします。
よだれを減らしたいときにできること
- 鼻呼吸を意識する
- 寝る前に口周りを軽く動かす
- 枕の高さを調整する
- 寝室の乾燥を防ぐ
無理に止めようとせず、
環境を整えることがポイントです。
よだれは「身体がゆるんだサイン」
睡眠中のよだれは、
恥ずかしいことでも、
異常でもありません。
身体が休もうとしている
自然な反応です。
大切なのは、
原因を知って、
必要以上に不安にならないこと。

