「顔マッサージって本当に効果あるの?」
「逆にやめた方がいいって聞いたけど…なぜ?」
この疑問は非常に多く、実際にやり方によっては肌トラブルを招くことがあるため注意が必要です。
ここでは、顔マッサージの危険性とメリット、そして“やっても良い人・やらない方がいい人”を専門家目線でわかりやすく解説します。
顔マッサージは本当に危険?
結論から申し上げると、
強い圧をかけたり、間違った方法で続けると逆効果になる可能性があります。
顔の皮膚は薄く、摩擦や圧力に弱いため、間違った施術は老化を早めることすらあります。
顔マッサージを“やめた方がいい”理由
① 摩擦で肌バリアが壊れる
顔の皮膚は体の1/3ほどの薄さしかありません。
そこに強い摩擦や引っ張りを加えると、
- 肌の赤み
- 乾燥
- 皮むけ
- 敏感化
- 色素沈着(シミの原因)
を引き起こしやすくなります。
特にオイルなしの“素手ゴリゴリ”が最も危険です。
② たるみが悪化するリスク
顔の脂肪は非常に柔らかく、強く押したり引っ張ったりすると、
皮下組織が伸びてたるみが加速する可能性があります。
「マッサージでリフトアップ!」という訴求をよく見ますが、
専門的にはリフトアップは“皮膚を持ち上げる行為”ではなく、
筋肉や靭帯の支持力によって保たれている構造です。
過度なマッサージは、この支持力に悪影響を与えかねません。
③ 血管トラブルを起こす可能性
特に強すぎる圧は、
- 赤ら顔
- 毛細血管の拡張
- 内出血
を引き起こすことがあります。
「顔がすぐ赤くなる」「皮膚が薄い」と感じる人は特に注意が必要です。
④ ニキビ・炎症が悪化する
炎症が起きている肌にマッサージを行うと、
菌が広がったり、炎症が悪化するリスクがあります。
肌荒れ時の顔マッサージは完全にNGです。
⑤ “むくみ取り”は一時的な効果にすぎない
よく「顔がスッキリした」と感じるのは、
むくみが流れただけで、根本改善ではありません。
また、むくみは優しいタッチで十分流れるため、
ゴリゴリ押す必要はありません。
メリットはある?
もちろん、正しい方法で行えばメリットはあります。
- 血行が良くなる
- むくみが軽減する
- 顔色が明るく見える
- リラックス効果
- ゆるいコリがほぐれる
あくまで軽いタッチで、短時間で、正しい方向に流すことが前提です。
顔マッサージは“やるべき人”と“やめるべき人”がいる
●やった方がいい人
- むくみやすい
- 血行不良で顔色が悪い
- 日々のケアに少し取り入れたい
- ストレスを感じやすい
●やめた方がいい人
- 肌が薄い、赤ら顔
- ニキビ・炎症がある
- 敏感肌
- 強く押しがちな性格(つい力が入りやすい)
- リフトアップ目的でゴリゴリしている
こうしたタイプの方は、顔マッサージを控えた方が安全です。
安全に行うための“正しいマッサージの条件”
- とにかく摩擦ゼロ(オイルかクリーム必須)
- 指で押すのではなく“触れるように動かす”
- 30秒〜1分以内で十分
- リンパの流れに合わせて軽く流すだけ
- 痛みや赤みが出たら即中止
プロのエステティシャンでさえ、
“顔は強く触らない”というのが基本です。
本当にリフトアップしたいのなら?
マッサージでは構造的なたるみは改善できません。
たるみを改善したいのであれば、
- 表情筋トレーニング
- 糸リフト
- ラジオ波(エステでも可)
など、構造に働きかける方法がより効果的です。
まとめ
顔マッサージは、
正しく行えばメリットはあるが、間違えると老化を加速させるリスクがある行為です。
- 強い圧
- 摩擦
- 長時間
- 引っ張り
- 炎症がある時の施術
これらはすべてNG。
“優しく短時間”が絶対ルールです。
美しさを守るためには、必要以上に顔を触らないことも重要なケアの一つと言えるでしょう。

