風邪をひきやすい人と、ほとんどひかない人、何が違うの?それって体質の差?
「同じ職場にいるのに、毎年何度も風邪をひく人がいる一方で、
ほとんど体調を崩さない人がいる」
そんな違いを見て、
「やっぱり体質の差なのかな」と感じたことはないでしょうか。
確かに、風邪のひきやすさには生まれ持った体質も関係します。
しかし結論から言うと、それだけではありません。
風邪をひきやすい人と、ひかない人の違いは、
日々の生活の中で積み重なった「体の状態」によるものが大きいのです。
「体質だから仕方ない」と思ってしまう理由
風邪を繰り返す人ほど、こんな言葉を口にします。
「昔から体が弱くて」
「免疫力が低い体質なんです」
ですが、免疫力は固定されたものではありません。
体は毎日の食事、睡眠、ストレス、腸内環境の影響を受けながら、
常に変化しています。
つまり、
「風邪をひきやすい体」も
「風邪をひきにくい体」も、作られている状態なのです。
風邪をひきやすい人に共通する5つの特徴
ここで、風邪をひきやすい人によく見られる共通点を整理してみましょう。
① 睡眠の質が低い
寝ている時間は確保していても、
・寝る直前までスマホ
・夜中に何度も目が覚める
こうした状態では、免疫細胞は十分に働けません。
② 腸内環境が乱れている
免疫細胞の約7割は腸に存在すると言われています。
便秘や下痢が続く人、食事が偏っている人は、
風邪に対する抵抗力が落ちやすくなります。
③ 体を冷やしやすい生活をしている
冷たい飲み物、薄着、シャワーだけの入浴。
体温が下がると、免疫の働きも低下します。
④ ストレスを溜め込みやすい
強いストレスは、自律神経を乱し、
免疫のバランスを崩す大きな要因になります。
⑤ 疲れを「気合」で乗り切ろうとする
疲労は免疫低下のサイン。
それを無視し続けると、体は防御力を失っていきます。
風邪をひかない人が無意識にやっていること
一方で、風邪をひきにくい人は、
特別な健康法をしているわけではありません。
・よく寝る
・よく食べる
・体を冷やさない
・無理をしない
こうした当たり前のことを当たり前に続けているだけです。
つまり、
風邪をひかない人は「体質が強い」のではなく、
体が弱らない状態を保っているのです。
風邪をひきにくい体は、今日からでも作れる
「もう体質だから…」と諦める必要はありません。
・睡眠を30分早める
・お腹を温める
・腸に優しい食事を意識する
・疲れた日は休む勇気を持つ
こうした小さな積み重ねが、
風邪をひきにくい体を作っていきます。
体は、正直です。
大切に扱えば、きちんと応えてくれます。
まとめ|風邪のひきやすさは「体質」ではなく「体の状態」
風邪をひきやすいかどうかは、
生まれ持った体質よりも、
今の体のコンディションによって決まります。
もし「最近よく風邪をひくな」と感じたら、
それは体からのサインかもしれません。
まずは生活を少しだけ見直すこと。
それが、医者に行く前にできる、いちばんの予防です。

